10月21(月)22(火)と、岡山県社教会・寺庭婦人会合同の研修旅行がありました。 社教会からは9名、寺庭婦人会からは6名の参加がありました。 1日目はあいにくの雨模様でしたが、2日目は晴天に恵まれました。 |
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朝、新幹線で岡山を出発し、静岡で下車、まず最初に感応寺を訪れ、BAC(仏教救援センター)理事長伊藤佳通上人のお話を聞きました。 ここに秋田県教化センターのHPの中にあります、平成9年に秋田県誓願大会で伊藤佳通上人の行った「今アジアの子供達は」と題した特別講演の講演録を紹介しておきます。是非ともお読みください。(秋田県教化センター様にリンクの許可はいただきました) |
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次に富士仏舎利塔を訪ねました。 以下6月8日の「RSKラジオ仏教アワー」 で放送されました、 社教会会長浅沼眷昭上人の原稿の引用です。 前略・・・ 以上のように、高田先生は述べておられます。先生が言われる「求道」ということを、全社員が一丸になって、継続、実践している会社があります。それは東京新宿に本社がある、スーパー「株式会社・三徳」です。その存在を私が知ったのは、東京都大田区にある「大本山池上本門寺」で、毎年10月12日夜に奉行される「万灯練供養」を拝むときに於いて、でありました。わたしは、この万灯供養を昨年の10月を含めて過去4回、拝観いたしました。荘厳にして雄壮華麗なお祭りの中で、地味な存在ではありますが、ひときわ注目されるのが、「妙法」の鉢巻きを締め、「日本山妙法寺」と書かれたうちわ太鼓を打ち、お題目を唱えながら歩む「三徳」の全社員、総勢400余名。昨年の練供養の時は、特に感動深くすると同時に、なぜあれだけの大人数のしかも若い社員を動員できるのか、社長さんは一体どんな人なのだろうかと不思議な思いに強く駆られました。 そこで、12月18日「三徳」の本社を訪問し、堀内勲会長よりお話を伺うことにしました。応接室に入ると、まず目にはいるのが、富士山と相対して仏舎利塔が写っている大きな写真。会長さんよりお話を聞いて、次のようなことがわかりました。 仏舎利塔がある所一帯は平和公園として整備され、日本山妙法寺の道場がある。三徳の新入社員は、まずこの道場に入って仏道修行を中心とした新入社員教育を受ける。 12月には、一日から12月8日の釈尊成道会の日まで、この道場に50人の社員が次々と交代でお参りし、昼食抜きで、夕方まで修行し、翌日は次の50人が来て修行する。 そして、一月の寒の入りから節分まで、多数の社員が、交代で来て、御殿場の町をうちわ太鼓を打ち、お題目修行の行脚をして世界平和を祈る。 4月8日、お釈迦様ご誕生を祝う花祭りの日には、都内にある約23カ所の各店で、誕生仏を祭り、お客さんに呼びかけお参りして頂き、甘茶の接待をする。 更に、新宿の本社をはじめ、各支店でも、毎朝8時から15分間、朝のお勤めをする、夕方も同じく。 このようなお話を聞いて、富士の仏舎利塔へぜひお参りしたいと思い、本年(平成14年)2月15日に、御殿場市の仏舎利塔へお参りしました。「日本山妙法寺」と書かれた門を入るとすぐに、大型の観光バス5台が目に入ります。そして、中国か韓国のひとらしい観光客が大勢参道を登っています。仏舎利塔・平和公園の維持管理責任者の一人、柏木さんに案内して頂きました。株式会社三徳が実質的な維持管理に当たり、柏木さんを含め三人の方が中心となって仕事をされています。大きな鐘つき堂の横を通って、仏舎利塔へ。正面に輝くお釈迦様の御尊像、観光客の若い人たちも皆、合掌して神妙に拝んでいます。振り返ると、三合目付近まで雪をかぶった雄大な富士山、裾野までくっきりと見えます。 柏木さんから頂いたしおりに次のように書かれています。 「富士山に相対して、中天高くそびえ立つこの白い塔は、日本の平和と幸福を祈願して、また、全世界の平和を祈って建立された仏舎利塔です。三万坪の広大な境内に入りますと、富士の裾野を一望に望め、その雄大さは、他に類を見ない。塔の高さ47m50cm、直径は45m。仏舎利塔とは、遠く2500年前に亡くなられたインドのお釈迦様の御真骨をお祭りしてある塔でございます。 お釈迦様は「この世の人は一人残らず私の子どもだ。一人も残らず平和に暮らしていかれるように」と貴い仏法をこの世に残され、無限の高徳を人類の上に与えられました。 お釈迦様は、私が亡くなって2500年ほどたつと、世の中を救う教えは形ばかりになって、私の教えに違うようになり、そのために世の人は人間の道を踏み誤り、自分勝手な行動をとるようになる。そのあげく、至る所に人と人とが殺し合いを始めるようになるだろう、という厳しい戒めの預言をお残しになりました。そしてその時のために人類の救いの門を開いておかれました。 その教えの一説に「広供養舎利、咸皆懐恋慕」というお言葉がございます。それは世界の人たちに、私の滅後2500年経ったときには、私の舎利を広く供養しなさい。そして恋いこがれるようにお詣りしなさい。その時こそ、人々の心の中に人類の平和がいかに大切なものであるか、ということがわかってくるのだという意味でございます。 この御教えを頂いて、東京の新宿にあります食料品店の社長以下全社員400名が一丸となり、日本山妙法寺山主藤井日達上人のご指導の下に、仏舎利塔建立を発願。全社員5カ年の勤労奉仕と一億数千万の浄財を投じて、昭和39年7月23日、落慶開眼されました。 仏舎利塔の九輪頂上にお祀りしてあるお釈迦様の御真骨は、インドデリー博物館に国宝として納められていた、正真正銘の御真骨で、故ネール主相より日本の平和建設のため送られたものでございます。どうぞ皆様、お仏舎利塔の御宝前にご参拝され、益々平和の意志を固めて、明日への心の糧にいたされますよう、お祈り申し上げます。」 この仏舎利塔を中心として、熱い信仰の火を、求道の火を燃やし続けているのが、「三徳」の社員の皆様方であります。私たちも、その意気込みを少しでも見習って、「心の輝きを発揮できる」毎日を過ごせるよう精進いたしたいものでございます。 |
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2日目最初の訪問先、箱根湿性花園。 | |
車窓から望む仙石原のススキ。 | |
芦ノ湖の海賊船。 | |
芦ノ湖から望む富士山。 | |
熱海MOA美術館見学。 世界救世教(創始者岡田茂吉)設立。派生教団として、世界真光文明教団、崇教真光等が有名。建造物・展示品共々見事。 |
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