立教開宗750年岡山大会

 三月三十日、同県倉敷市「倉敷市民会館」に於いて岡山管区立教開宗七五○年慶讃法要が行われた。(参加者は檀信徒約二千人)
 岡山県全域から式衆の僧侶が参加した法要は、ビデオ映像、シンセサイザー、和讃、コーラス、修法、行道、散華、万灯行列を取り入れて、躍動感溢れる雰囲気の中、清澄寺第十代別当・奥邨正寛猊下の導師の元、盛大に挙行された。
 奥邨猊下は「126万部のお題目写経は正に日本一であります。」と語り参加者の志を称えた。
 特色として、第一幕は矢吹紫帆さんのシンセサイザー演奏と岡山市津寺宗蓮寺(垣本孝精住職)子供会の演じる「日蓮劇」を行った。
 第二幕は、立教開宗の映像から始まり、県内各地で行脚した青年会の活動シーンを描写。続いて青年会の団扇太鼓行脚と共に奥邨猊下と旭ヶ森で採火した灯明が舞台に登場。岡山修法師会(高尾龍進会長)による126万部の「写経開眼修法」と続いた。その後、和讃、コーラス、行道・散華、声明を見事に調和させて法要はクライマックスに達して、「お題目」の大合唱となった。
 法要後半には万灯行列の奉納が行われ、続いて参加者の児童達に舞台に特設された灯明台から「分灯」を行い、今回のテーマである「伝えよう、広めよう」を形づけた。
 参加者の一人は 「こんな素晴らしい大法要は生まれて初めて。写経を沢山書いて良かった。この感動を子や孫に伝えたい。」と語った。


H14.3.30

シンセサイザー演奏

子ども劇

コーラス

青年会唱題行脚

誓いの灯

お題目写経開眼修法

大法要

大法要

慶讃文

行道

和讃

客席